妻の提案で”のとじま水族館”に遠出
体調はあまり良くないが、朝起きてみんなに
「今日、みんなの予定は?」と聞くと
「特にないけど」
「別にない」
との返事。天気も今にも雨が降りそうな感じ。
毎週毎週息子とお出かけするのも息子もいやだろう。今日は、
体調も悪いし、家にいるかと考えていると妻から
「石川県の水族館にでも行ってみない?」とのお誘い。
息子も「いいよ」との返事で急遽遠出をすることとなった。
片道2時間半の遠出。運転は妻にお願いした。
息子は、親との特に妻がいればなおさら親とのお出かけは
いやとは言わず素直についてきてくれる。道中はあまり
盛り上がるわけでもないが、カーナビから流れるTVを
見ながらそれなりに時間を過ごした。
水族館につくと、天気は雨だった。
なつかしい、息子がまだ小さい頃小学生の頃、何回かきたことがある。
あの頃の私のしつけと称した会話、指示が今の息子をつくってきたんだ・・・
車の後部座席で、体調の悪さと体調不良からくる眠気の中でそんな
罪悪感を感じていた。お腹は空いていなかったが、ふたりは外食を
提案してきた。
悪夢が蘇った。昔、同じ様なシチュエーションの中で、息子に店を
選ばせたところ、地元の店を選んだので”やっと金沢まで来ているのに
他の選択肢はないのか?!”と怒鳴ってしまったことがある。
”お父さんは怖い”、”僕に店を聞いてきたのに僕が選んじゃダメなんだ”
そんな思いをさせて自己肯定感をグジャグジャにさせてしまったんだろう・・・
今回も、息子は地元にもある店を提案してきて、私は黙ってその店に入り
心のなかで今更ながら息子に詫びを入れながら、食事をした。
この店に来ると、息子のメニューは決まっている。私は、
”小さいラーメン”を無理して食べた。苦しかったが、いつもの
メニューを美味しそうに食べる息子にやっぱり詫びを入れて
息子が食べ終わるのを待った。息子よ、ごめんな・・・
家につく頃には、もう真っ暗になっていた。行きも帰りも
運転をしていた妻は相当つかれただろう。おそらく、日頃から
息子をなるべく外に連れ出したいと私が言っていたことや、
私の鬱を考え今日のプランになったのだろう。感謝しても
感謝しきれない。戻ると体調悪く横になった。今日はもうダメだ・・・
明日からはまた仕事かぁ・・・・