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【通信高校1年生の父親】犬に起こされた

3連休3日目の朝

いつもの時間に目がさめた。しばらくすると、

犬が騒がしく吠えだした。今日も犬に起こされた。

今日は天気が良く、日が差していた。

息子はまだ寝ているようだ。息子は日光を浴びて

体がリセットできるといいのに・・・

私:「犬が騒がしいから、犬を朝散歩に連れて行かないか?」

息子:「朝はいい!」

息子は起きてはいるようだ。犬の散歩は、妻と息子の仕事になっている。

毎晩、夕食が終わると二人でいつも出かける。これは毎日のことで

息子も嫌とは言わず、雨、嵐じゃない限り毎日の日課になっている。

自分が買ってほしいと言って飼い出した犬だから当たり前といえば

当たり前だが、めんどくさがり屋の息子にしては関心である。

でも、断られた。今日も、私の単独行動だ。犬散歩に30分ほど出かけた。

今日は日中は24度まで上がるらしいが、朝の空気は冷たかった。

帰ると、息子はまだ部屋。寝ているのか起きているのかわからない。

妻と少し話した。

母親とならお出かけOK!

しばらくすると、妻に電話がかかって妻は出かけると言ってきた。

妻に、息子も連れて行くようにお願いするとすでに、妻と息子の間では

話がついており、一緒に出かけるとのこと。

息子は、母親となら一緒に出かけるようだ。母親との関係は良好のようだ。

ときには言い争い、喧嘩したかと思えば、すぐに冷静な話をしてみたり

こちらが心配するようなこともあるが、母親となら外に出ることは

苦ではないようだ。まだ、精神的には幼いのだろうか。それとも

幼いなりに、キャンパス長が言うように、成長し直しを今しているのだろうか。

心配性の父親としては、昨日今日と断られているのに、母親とはすんなり

行動をともにする姿に嫉妬はするが、我慢することとしよう。

外に出て、日光を浴びてきてくれ。そして、母親となら話ができるなら

たくさん話しして、元気に今日一日を充実した日にしてくるんだよ!

「気を付けて、行ってらっしゃい!」

「いってきま~す。」

こんな日を幸せと思うしかないだろう・・・。

60歳を超えて、もう私は息子にとって邪魔な存在なのかもしれない。

というか、”今は邪魔”なのかもしれない。まっ、ネガティブに考えず、今までの

「〜しなければいけない」

「〜するべきだ」

をしつけの一環として強要してきた私に対する仕返しと、今、息子なりに

成長のし直しをしているものとして、じっと我慢しよう。その間、ワンコ達、

私を見守ってくれ。ときには散歩に連れ出すから。

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