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【通信高校2年生の父親】今日は半日勤務

2025年4月10日

頭がいたい

今日の午後は、民生委員の仕事で、会社は午前中だけだ。

そう思うだけでずいぶん気持ちが楽な朝を迎えた。

しかし、喉には違和感、頭はポアンポアンしている。

特に食欲があるわけではないが、朝コンビニに寄って

肉まんとホットケーキまんを買って食べた。

少し栄養を取らないと、と思ったのだが2つも食べたら

胸が悪くなった。頭もズキズキしてきた。

食べるんじゃなかった。朝から475円も使ったのに・・・

会社に入りすぐに体温を測った。

36℃・・・。熱はまったくない。まだ、風邪が治っていないようだ。

今朝はどんよりとした天気

小雨降るどんよりとした天気だ。

登校中の児童たちは、立ち止まってカッパを着込んでいた。

入学したてで小学1年生の親御さんが登校に付き添っているのか、

父兄の姿が多く見えた。今、この時期はひとつの関門だろう。

これを期に不登校にならないようにと願うばかりだ。

Xで流れてきた不登校生の親

SNSというのは厄介なものだ。Xは最近はもう見ていない。

なのに、Xで不登校関連の記事が流れてくる。

今日も流れてきた。今日の記事は”入学式には参加できたが

息子は明日から学校行きたくないなぁと言い出した”と言う

内容だった。この息子さんは、高校受験に2度失敗して

やっと入った高校のようだ。息子さん自身も可哀想と思うし

親御さんもたいへんだ。私ももう4年間、不登校生の親をしている。

この4年で、ずいぶん老けた。体もボロボロだし、精神的には

もうどん底まで落ちている。人に言わせると”この1年間は

通信高校でも学校に行けてるし、高校2年生にもなれたんだから

もう不登校生じゃないね”って言うけど、気持ちはまだまだ不登校生の親だ。

家では親との会話はほとんどなし。家にいる時は部屋でゲーム三昧。

全日制で部活やサークル活動に精を出している子供さんと比べたら

天と地の差だ。”比べるものじゃない”、そう言われるだろう。

比べているんじゃない。目標を持って、理由のない努力で毎日が

充実しているそんな人生を、ゲーム機の中でしか体験できない

息子、不登校生を不憫に思うだけである。

私の高校時代

”暗黒の中学生時代”と息子は言う。私も、暗黒といえば

高校時代だ。中学時代の友人のほとんどが街の高校に通う中、

私だけ反対向いた、より田舎町の高校に行った。楽しかった

バスケットボール部も数ヶ月でやめた。表面上の友達は

できてはいたが、心からの友達は3年間通じてできなかった。

電車通学だった学校の行き来も、数ヶ月で自転車通学に

切り替えた。生物だったか地理だったか・・・、赤点も取った。

勉強はそこそこできたほうだったが、その科目の先生が

本当に合わなくて、その科目が大嫌いになった事を覚えている。

そして、大学受験に失敗して浪人時代に突入した。中学時代の

友人はみんなストレートで東京の大学に入学していった。

成人式。私は、社会的肩書のない自分が恥ずかしくて出席しなかった。

でも、なぜか自分の将来は明るかった。浪人時代も仲の良い

友人はできたが、心からの友人はできなかったが、社会勉強は

したような気がする。いろんな人間が世の中にはいるということを

知った時代でもあった。中学、高校、浪人時代と年齢で言うと

10代後半。どんな人生を送るのが、人間にとって良いのだろう。

”大人って長いよう!”とは、CMで流れていたセリフだ。

若い頃なら聞き流していただろう。このフレーズを聞いたのは50代。

なぜか耳に残り、”そうそう”と聞くたびに頷いていた。いつのまにか

理由もないがむしゃらな好奇心、やる気は失せてきた頃だった。

燃え尽き症候群?マラソンで言えば、30km地点?気がつけば、

まだ10kmある。こんなところで燃え尽きてしまって、あと10km

どう走ればいいのんだ?  それを、不登校生たちは、中学、高校時代に

体験、経験してしまったもんだろう・・・。この子達の人生は

どうなるのだろう。私にとっての残り10kmはあまりに長い。

ほぼスタートと同時につまずいた不登校生たちにとっての残り40kmは

とてつもなく長い道のりだろう。最近、見たYouTubeでは、鬱も怪我と一緒で

治っても後遺症はあるという。後遺症を抱えながらの40kmは

とてつもなく長い道のりに感じるだろう。そう思うと、Xで流れてくる子供さんや

親御さんの記事を見るたびに心が痛くなる。お金持ちになる人生が

成功だとは思わないが、理由のないやる気を生涯持てる人生は

楽しい人生なんじゃないかと最近思う。お金のある人生はそれを

助けてくれるかも知れないが、どうしたらそんな”やる気”を維持できるのだろう。

自分を取り巻く環境だろうか? おっと、息子の投稿確認メールだ!

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〇〇 〇〇さんが今、教室に到着しました。

04月10日 09時39分
〇〇高校
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今日も息子は定時に登校したようだ。息子が毎日学校に行く

モチベーションは何なんだろう?私も”暗黒の高校時代”・・・

時代のせいもあったかも知れない。高校生は高校に行くべき!そんなこと

当たり前のこと。大人は会社、小学生は小学校、中学生は中学校に

行くのが当たり前。でも、何度か高校行きたくないなぁ、って

母親に言ったことがあるような記憶がある。その時、「何言ってるの!」って

言われて渋々行ってたような気がする。それなのに、息子は

親が務めに出た後の誰もいない家で、ひとりで起きて、決まった時間の

電車に乗って通学している。確かに不登校ではない。このモチベーションは

何なんだ?ここに息子の人生を好転にまわすヒントがあるのかも知れない。

考えよう!よーく考えよう!

民生委員のお仕事

午後1時半。今年の新1年生の下校見守りのために小学校集合!

児童を見るとどうしても、我が子とダブる。こんな時代があったなぁ。

自分より大きいランドセルに荷物と水筒。そして、いろんな児童。

積極的に私達民生委員に話しかけたり、手を振る児童もいれば

ずっとモジモジしている児童。呼ばれて、大きな返事ができる児童もいれば、

先生に「お返事してくれると嬉しいなぁ」と言われても返事できない

児童。もう、戻れないこの時代。この頃、子煩悩な私は息子を

見ていたはずだが、もっともっと見てあげればよかった。

そう思う。私の担当の子は、まだ小さい女の子だった。

いっしょに帰る500mぐらいの道のりを歩きながら、

つい10年前、息子もこの道を歩いて帰っていたんだなぁ。

この景色を見ていたんだぁ、と改めて考えるとなぜか目がウルウルしてきた。

息子の目には、この田舎道の景色はどう写っていたんだろう。

今の息子は、振り返るとどう言うだろう。小学校時代の思い出を。

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