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【通信高校2年生の父親】失敗したか・・・

2025年5月18日

朝から民生委員活動

民生委員の活動PRのためティッシュ配りを朝からした。

朝早くからスーパーマーケットを利用する人がこんなに

多いとは知らなかった。割当の30個のポケットティッシュは

すぐになくなってしまった。今年は民生委員最後の歳。

この活動も最後だ。もう2度と”民生委員”なんてやらないんだ!

とりあえず、スマイル、笑顔で場を過ごし、近くのコンビニで

一息ついて、家に帰った。

天気はいいのに相変わらず息子は寝ているようだ。

息子の部屋からは物音ひとつ聞こえてこなかった。

”不登校カウンセラー”からは、いい親子関係になってきたようだ。

言いたいことはもう言っていいと思う。ただし、すべてを

一気に話すのではなく、”にじませる”こと。

話す目的は「理解させること」ではなく「想いを共有すること」。

息子が”受け取る準備”ができているか常にアンテナを立てること。

と忠告されている。難しい・・・

とりあえず、無理に起こさないでおこう・・・

少し、横になりウトウトしたらお昼を超えていた。

それでも息子は部屋にこもったままだった。声をかけたみた。

返事が帰ってきたが、スマホで映画を見ていたようだ。

部屋を覗くと、びっくりしたように飛び起きた。

私:「お昼なんか食べた?」

息子:「まだ」

私:「何もいらないの?」

息子:「ほしいよ」

私:「どこか行く?」

息子:「どこへ?」

私:「決まってないから、行きながら決めようと思うけど・・・」

息子:「わかった、用意する」

っと、いきなり息子と出かけるようになった。

息子は、妻も誘ったらしいが、妻は断ったらしい。

あとで妻に聞くと、いつもは「えぇ〜」と言うらしいが、

今回は、そんな言葉はなかったらしい。妻は、

”成長したんじゃない?”と言っていた。

出かける途中で、昨日見つけられなかった植木鉢の話も出て

ちょっと、食事とドライブを兼ねた外出となった。

食事は息子に決めさせた。結局定番のラーメン屋になった。

息子はいつもの3品を頼んだ。

私:「すごいなぁ、よく食べれるよね!」

と話しかけると

息子:「いや、最近はもうきつい、笑」

と。今がチャンスかなぁ・・・。

少し、進路や勉強の話をしてみた。

急に?あまり話が弾まなくなり、話題を変えた。

息子は、東京に行きたいらしい。秋葉原で

押しのフィギュアを買いたいのと、2,3行きたい場所があるのと、

〇〇大学を一度見てみたいと話してくれた。

内心、交通費が高い、もし宿泊するとしたらふたりで10万円コースだ!

3人で行くとなるとそれ以上だ!っと、お金を気にしてしまった。

でも、なんとかしてやりたいなぁ・・・

食事が終わって、息子に「どこか行きたい所ある?」と聞くと

「ペットショップに行きたい」と。植木鉢はどこ行ったんだと思いながらも

ドライブを兼ねて、今いる柴犬を購入したペットショップに

向かった。息子は、また何か小動物を買いたいようだった。

息子は、ひと通り店内を回ると出口に向かった。

息子は、ケチなのか、諦めがいいのか、やっとお店に来ても

好みのものがなければさっさと店を出てしまう。

ふたりの週末ドライブはあっという間に終わってしまった。

帰り道も、なんとか会話が続いた。

こんなんだったらもっと早めに誘えばよかった、と後悔しつつ

予定があったので、家に帰った。

あぁ、息子との時間があっという間に済んでしまったなぁ・・・

息子はどう思ったかわからないが、私はもっと話ししたかった。

数ヶ月前からの予約だった車の定期点検に、ディラーに向かった。

約1時間。

息子と話した内容はあれで良かったのだろうか?

息子は気分を害していないだろうか・・・

妻なしの二人っきりの外出をどう思ったのだろうか・・・

そんなことばかり考えていた。

思ったより、早く点検は終わった。追加料金もかからず

無事終わった。ありがとう!

逆に、ティッシュや食品などサービス品を多くもらった。

家に帰ると、まだ明るかった。

このまま一日、週末が終わってしまうのはさみしく感じ、

息子をもう一度誘ってみた!

私:「植木鉢探しに行ってこうようよ!」

息子:「えっ!もう着替えちゃったよ。わかった」

とめんどくさそうではあったがイヤとは言わなかった。

ホームセンターに行き、植木鉢を購入した。

することはなくなったが、少しドライブすることにした。

息子は少し退屈そうに、指を吸い出した。

会話は続いた。YouTubeプレミアムの話になると

息子の声が大きくなった。

息子:「もったいない!そういう広告の出ない無料アプリあるよ。
  僕使ってるし・・・」

私:「それって大丈夫なアプリ?お父さんあんまり
          怪しいアプリ入れたくないから・・・」

そんな話から、スマホやYoutube、動画の話になった。

息子がポロッと、「Netflixに入りたいなぁ?」と言い出した。

理由を聞くとやはり見たい映画、動画の数が半端なくいいらしい・・

ここでやっちゃいけなかったのかも・・・

英検の2級合格を交換条件にNetflixの入会を提案したところ

息子は急に黙ってしまった。

息子、”ちぇ、結局ダメってことじゃん。ムリだよ。やる気ないし・・・”。

って、感じだった。もちろん、会話は減った。

私も、話題を変えてなんとか家に戻った。

20日、学校のキャンパス長と話すことになっている。

良い話題にもなるだろう・・・

ちょっと失敗、やっと開いた私への気持ちがまた閉じてしまったかもしれない・・・

息子よ!がんばれ〜!期待してるんだ!

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