勝木書店 KaBoS
私にとって、福井で本屋さんというと”勝木書店”です。勝木書店は、福井県福井市に本社を置き、最近では北陸を中心に関東でも書籍・文具の販売を行う書店です。今は時代の流れで、書籍・文具に加えてCD、DVD、ゲームソフトなども取り扱い、その新業態店舗を「KaBoS」とか「Super KaBoS」というショップ名で展開しています。一般本はもちろん、郷土関連書や古書等専門書も取り扱っています。
私が小さい頃は、福井駅前に３、４階建てで店舗がありました。１階は文房具、雑誌や小説、２階には学生向け参考書、３回は専門書が置かれていました。１階の文房具店で高価な万年筆を見て大人になったら１本ほしいと思いながら２階に上がり、参考書を見にいったものです。途中の階段で３階から降りてくる専門書を買って帰る難しそうな大人を見ながら、将来自分にもそういう時代が来るのかと思っていたものでした。
その店舗は現在、福井駅前再開発のためにビルごと取り崩されてしましました。青春の思い出の場がまたひとつなくなってしまいました。特に本屋が好きな私にとっては残念な限りです。駅前には現在、あの紀伊國屋書店があります。新宿の紀伊國屋書店は東京でこそ私のお気に入りでしたが、福井ではやはり勝木書店のほうが好きです。私はあまり詳しくありませんが、再開発の後、駅前のどこかのビルにまた勝木書店ができることを期待しています。確かに誰が使うんだろう、誰が買うんだろうと思うような専門書や官報、地図など総合書店のような昔のたたずまいがなつかしいく、フロアごとに取り扱う書籍が変わるところが、私はお気に入りのようです。今は、どこの書店も同じような売り場になってしまいなにかつまらないものです。
今日買っちゃった本。
ConoHa WING
d払いポイントGETモール
