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「超ミニマル主義」を読んでみた。

ビジネス書を読んだ気分

 久しぶりに分厚い本を読んでみた。
 最初は、サイフ、カバン、ウェアやシューズ等物理的な軽量化、断捨離の具体的な例が書かれていて、よーし、この本を参考にしながら還暦を期に今までのサラリーマン時代の断捨離をするぞーと思いましたが、後半はタスクや思考・習慣の軽量化とビジネス書のようでした。筆者の体験談が出てくるたびに、自分の20代、30代、40代、50代をそれぞれ思い浮かべながら読んでいました。もう私にとっては過ぎてしまったことだし、今更戻ることはできないが60代からの生き方の参考になればと思い終盤は読んでいました。

 最近の自分とも話が合うなと思った点は、「1日の始まりはいつ?」に対して「夕方から始まる」という点でした。今まで特別意識したことはなかったですが、残業の少ないそして”お酒の付き合い”が少ない今の職場では定時上がりが多く、通勤時間もそれほどかからないため、夜の6時半には家にいることが多くなりました。ただ、今までを思い返すとずいぶん時間を無駄にしていました。この時間を有効活用して、自分を癒やし、自分を取り戻す時間にしたいとこの本を読んで思うようになりました。

 今までは、どこか面白いところ、何かブログのネタになるようなことはないかと「寄り道」を考えてきましたが、「まっすぐ帰宅」してホルモンバランスを整え家族とくつろぐなり風呂に入りながら、このブログや勉強に夢中になることのほうが幸せでアイディアも浮かぶのではないかと、そんな気がしてきました。特に60近くなった私にはそのほうが合っているような気がします。20代、30代のときは世の中のイベントや出来事に自分が参加していないと損した気分でいましたが、今は、人は人、自分は自分の考えになりましたから…。これが”落ち着き”とでも言うのでしょうか。

 この本の最後には、「ぼくら人間は、幸せになるために生まれてきた。」という文章があります。”幸せ”ってなんだと言われると長くなりますが、今の私にとって”幸せ”は、「もう少しお金に恵まれて、子どもの成長を見守ってやりたい。」でしょうか。少しこの本の考え方を真似て第二の人生を迎えてみます。

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