息子の観察
急いで帰宅し、今日は普通を装い息子を観察してみ見ようと思いました。
帰ったら寝てました。不登校生にとって、天気が大荒れの中、初めての場所、初対面の人達、慣れない電車通学で疲れたのでしょう。夕食の時間になっても爆睡中。声掛けをするべきか、そのまま寝かせておくべきか・・・
このままでは、明日が心配です。
明日いかなくても別にいいといえばいい。中学時代のような間違いを再び起こしたくない。
しかし、正直、ちょと疲れたからと言って登校しないのであれば、休みグセがついてまた不登校生に逆戻りとついつい考えてしまう。
ムリにでも起こしてして頑張らせたいのが正直な気持ち。でもこれが正しいのかどうか…
もう少しだけ、様子を見てみよう。自分で起きるのを待ってみようと思う。
やっぱり我慢しきれなかった。これでも何度か我慢したんです。でも・・・結局、
「今日は、よく頑張ったな!疲れただろう。お母さんがやっと作った晩ごはんとりあえず食べて、それでも眠いならまた寝ればいい」と言って、起こしてしまいました。私は、いけないことをしてしまったんだろうか?罪悪感しかない。
自分の息子なのに、こんな腫れ物をさわるような接し方ではいけない。何をしても罪悪感だ。
息子は、あまりいい顔していませんでしたが、眠そうな顔をしながら、夕食を食べに行きました。
「こんなに疲れたけど、明日も行ってみようかなぁ」と思わせるためにはこのあとどう対応したらいいんでしょう。誰か教えてほしい。
ほんと教えてほしい。本当に中学時代のような間違いを起こしたくない。
眠そうな顔をしながら夕食を食べに行った息子を後で見に行ってみると、バラエティ番組を見ながら笑って夕食を食べていました。
ホッとするとともに、子供らしい息子の姿にどこか懐かしさを感じました。息子は、もしかしたら中学生、いや小学生高学年あたりからやり直しているのかもしれない。高校生になったからといって、いきなり高校生を演じなくてもいい。自分のペースで進めばいい。
うさぎとかめだ。遅れた分は今からやり直せばいいし、今はできる範囲で息子のペースで進めばいい。
すぐにベットに戻るかと思ったら、ご飯を食べたら目が覚めたようでそれからは普通の行動をしてました。
うちの息子は、昼夜逆転やお風呂に入らないといったところまでひどい不登校ではない。まっ、歯磨きを毎日はしないなどちょっとしただらしなさはあるが、そこは不登校というよりも男性としただらしなさというか、思春期の男の子にはよくあるものとして流しておこう。
身だしなみは、学校に通いだせば、異性の目が気になったりして自然と直ってくるだろう。
10時になって自分の部屋に入ると、明日の授業の教科書を出してきて予習の真似事的なことをしていたようです。明日の準備をしているということは、いちおう明日も行こうとしているようだ。良かった。息子も頑張っているようだ。私も子離れを頑張らないといけない。
「課題の分離」、「課題の分離」「課題の分離」。でも、この感覚が不登校を克服してきた人達がよく言う、子供が不登校になって親も育てられているという感覚なのだろうか・・・
でも、何と言っても今日は初日だ。まだまだ高校時代が始まったばかりだ。結局、私自身一喜一憂してしまったのかもしれないが、親も頑張るから息子も頑張ってほしい。一緒に楽しい高校時代だったねと言えるように頑張ろう。
ブログを書いていたら、知らないうちに息子は寝たようだ。明日に備えたのだろう。いつもならダラダラ12時をまわっていたが、就寝が早い。全て、いいふうに考えておこう。明日も頑張れよ。おやすみ。
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