おどろきです!
息子が、今日も登校できました。これで3日間連続。今週のカリキュラム終了です。
とりあえず、火曜、水曜、木曜、1日1時間のプレ授業を無事受講できました。
今週末が入学式なのでまだ試運転とはいえ、つい数か月前まで不登校生だったんだから
よく頑張ったよ。慣れない場所、慣れない人に気苦労で疲れただろう。
初日、火曜日は帰ったら爆睡だったもんな。ご苦労さま。
ところが今日は、ビックリ!のおまけを息子は私にくれました。
授業は、10時から11時の1時間ひとコマと、あとは自習室での自習なのですが・・・
毎日、授業だけ。自習室で友達づくりや自習はやらずに直帰りの3日間でした。
ところが今日は、学校帰りにひとりで外食をしてきたというんです。
(たまたま来たおばさんが私にメールをくれて会社にいる間に知りました)
今まで、外では自販機が精一杯と思っていた息子が、ラーメンを食べて帰ってきたと。
私にとっては驚きの何ものでもありません。あんなに人見知りで、外では
自販機しか相手にできないと思っていた息子が、外食でラーメンなんて。
確かに最近のラーメン屋は、券売機になっているところが多いので、
よく考えれば自販機の延長で簡単なものなのかもしれませんが、ひとりで
店に入るなんて、あんな人見知りの息子がよくできたものです。もし本当なら
学業の勉強はまだまだですが、社会勉強はまずまずのスタートと言って良いのかもしれません。
今まで、不登校で家と学校の行き来だけ。週末、親が連れ出して外出する事は
あったとしても、もちろんお金の支払は親がしてました。ひとりで飲食店に
入るなんて想像もしません。これが本当なら驚きしかありません。嬉しさ半分、
お金を持ってると浪費家になりはしないかという心配半分と複雑な気持ちは
ありますが、この出来事を聞いてソワソワしている自分がいます。
何にソワソワしているのかわかりませんが、不登校を心配していたときとは
また別のソワソワ感があります。
今日帰ると息子は、なにか楽しそうな雰囲気で私達に寄ってきた。そして、母親に向かって
息子:「今日は、晩ごはん少しでいい。やっぱりいらない」
私 :「どうした。なんか調子悪いんか?」
息子:(半分笑いながら)「今日お昼ラーメン食べてきたら、まだお腹すかないんだ」
私 :「学校の帰りに?」
息子:「今日〇〇(ラーメン屋の名)に行って、チャーシューラーメン食べてきた。
なんかキャンペーンしてて、餃子のタダ券もらえた。僕食べないからいらないんだけど」
私 :「ついてるな、でもひとりで店はいって食べてきたの?」
息子:「そうだよ。1,300円したけど」
私 :「高っ!高すぎるよ」
息子:「土曜日に友達と映画に行く約束してるから、ちゃんと残してあるよ」(少し申し訳なさそうに)
私 :「でもひとりでご飯食べたってすごいな、感心するわ。そんなことできるんだ。
でもお金は考えて使わないと」
息子:「わかってるよ」
という会話がありました。どの親も通る道なんでしょうね。とうとう私の息子にも
その時が来ただけでしょう。でも、人見知りだと思っていた息子がひとりで飲食してきたこと、
そして素直にその報告を親にしてくれたこと、どこかで喜んでいる私がいました。
いきなり1,300円のラーメンというのは高すぎるけど、今回はこの点は軽く
言うだけにしておこう。社会勉強は着々と進んでるようだ。
そんなことや私の演技は良かっただろうかと考えていると今度は
息子:「お母さんと一緒に文房具屋に行ってくる。シャーペン買ってもらうんだ」
と言いながら出かけていきました。勉強をする気が出てきたんだろうか?
ゲームの課金じゃないから反対する理由はない。今日はなんて私を
ワクワクさせてくれるんだ。私もちょっと単純すぎるが・・・