2日目
昨日は、慣れないこと、そして悪天候の中、頑張って登校した息子よ。
相当疲れたらしく、帰ったら爆睡していた息子よ。
今日は行けそうか?朝起こすのもドキドキする。
「昨日あんなに疲れたから、今日は行かないでおく。」
「もう少し寝かせておいて!」
無言、返事無しで寝続ける等など
悪いリアクションしか想像できない・・・、でも、朝の声かけぐらいしていいだろう!
「朝だよ!もう起きろ~!」
相変わらず、布団を被り直して寝ている息子。(頑張れ!頑張ってくれよ!頼む!)
「もう起きないと!」
ゆっくり起き出して、挨拶もせずにリビングに向かう息子。
起きた!ひどい抵抗もなく起きてくれた。朝の調子や本音は母親に告げる事になっている息子。
母親に話に行ったんだろう。今日は母親に何を伝えてくるやら… でも父親の朝の仕事はこれで終わり。
学校に行くのか行かないのかは彼の判断と自分に言い聞かせて、私は会社に向かうことにする。
思うところは山ほどある。
今日も学校に行ってくれよ。
身だしなみは、しっかりしていけよ。
遅れずに行くんだぞ。
勉強をしっかりしてこいよ。
もっとやる気をだせ!主体性をもって、キビキビと!
先生やスタッフの言う事をよく聞いてくるんだよ!
できたら自習とか友達作りのためになるべく長く学校にいたらどう?
子供には、無言の感情が伝わると言う。息子にはこの感情が伝わってしまっているのだろうか?
でもとりあえず、口にはせずに会社に向かった。
メールが届いた
会社では、いつものルーティンワークが始まった。
出社してのメールのチェック
朝礼
伝達事項の確認
そろそろ息子は出かける頃だろう。時計が気になってしょうがない。息子が気になってしょうがない。
来た!来た!登校メール。
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〇〇 〇〇君が今、教室に到着しました。
04月10日 09時53分
〇〇〇〇高等学校
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一喜一憂してはいけない、と自分に言い聞かせながら…
やったー!偉いぞ息子!すごいぞ息子!
ブログ上でだけは、叫ばせてほしい。このシステムは、鬱の私には一番の精神安定剤だ。
逆に、もしメールこない日がきたら一番の毒薬かもしれない… 今日は息子から精神安定剤をもらえた。
素直に喜んでおこう!
こんなひとつのちょっとしたメールで一喜一憂して、鬱が途端に緩やかになったり、どん底に落ちる人生。
こんな事を続けていたら本当に体も精神力も持たない。ゴールはどこなんだろう。いつ来るんだろう。
今は息子から精神安定剤をもらえたから言える。
「息子もこうやって頑張っている。私も頑張らないと!」
「子離れ、過干渉を少なくして眼の前の仕事をこなして行かなければ。」
「定年までもう少し、仕事に戻ろう。ありがとう、息子よ。」
「また今晩楽しく話をしよう!」