国立海洋生物博物館
昨晩、息子と3回ほど会話があった。
- 夕食時、料理の味について
- 頼み事をした時(読んだらすぐきてくれた)
- 国立海洋生物博物館について
国立海洋生物博物館とは、息子が今一番気になることらしい。妻からの情報だ。
台湾にある博物館らしい。妻には、「行ってみたい、連れて行ってほしい・・・、
でも海外だし、言葉通じないし、お金かかるし、どうせダメなんでしょ」っと
言うらしい。最後の”どうせダメなんでしょ”が親の心には響く・・・
なんとかしてやりたい。でも、今の経済状況じゃ無理だし、ひとりで行かせる
わけにも行かない・・・、そう考えるが、妻も同じらしい。
一生懸命、台湾行きの航空チケットの値段を調べたり、私に
「お父さんが海外に行ったのは何歳の時?」などと質問してきた。
経済的に裕福なら、”かわいい子には旅をさせろ!”を実行してやりたいが・・・
今までの私なら、
「お父さんお母さんは、仕事があるから行けないからひとりで計画立て
行ったらいいんじゃない。台湾は中国語だ。でも英語も通じる。でも、
勉強してないから無理か。だから、勉強しておけ、将来困る時が来るって
言ってきただろう!」
などと勉強の話につなげそうだが・・・、もうそれは言わないことにしている。
というか、子育てにもう自身がなく言う元気も今はなかった。
息子はどう思ったかわからないが、「行くのだったら、ひとりで行けない。
お父さんかお母さんがついてきてくれないと。」と笑って部屋に戻っていった。
結果論として、息子と会話はできた。
少し、私も元気になれるかも・・・
昨日は、思ってたことが多少できた。
- 生きている元気な息子の確認
- 晩ごはんを食べる
- 夜道散歩
- 息子と会話
- 良質な睡眠
スマホもほとんど見ずに睡眠に入った。朝方、残念ながら
早く目が冷めた。とりあえず無理に2度寝をしようとせずに
時間が立つのを布団の中で待ってみた。
寝起きの悪い息子
時間になり、妻が活動を開始したので、私も起きた。
もちろん息子は寝ている。妻は、息子に声を掛けるが
言葉にならない返事で反応だけはあったようだ。
いつも通り私は自分の身支度を始めた。
出かける直前に、妻も私も息子に声をかけた。
今日は、2時間目からだから、息子はひとりで起きて
ひとりで電車に乗って登校しなければいけない日だ。
私の頭の中では、
「今日は無理そうだな。さっさと起きて身支度しろ!
そして学校いかなきゃダメだ!おい、起きろ!
いつまでも電車に乗るのが”めんどくさい”とか
言ってるんじゃないぞ!」と言いたいところだが
我慢して私は会社に向かった。
朝の車の中では、感覚として、今日の息子の感じでは
登校できないんだろうなぁ・・・と思うとまた、
心配性の鬱がぶり返してきた。なんとか、頑張って
登校して、私に学校入室確認メールを受信させてくれ!
そう願いドキドキして会社の机に向かっている。
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
息子からのいや学校からの入室確認メール!
--------------------------------
〇〇 〇〇さんが今、教室に到着しました。
11月06日 09時39分
〇〇学校
--------------------------------
よくがんばった!あの後、ひとりで起きたんだ。
身支度して、めんどくさい電車に乗って登校できたんだ。
私の想像をいい意味で裏切ってくれた!ありがとう!
しっかり授業聞いてくるように!
”あたり前のことを当たり前としてできるようになってほしい。
ただでさえ全日制の高校と比べても授業数は格段に少ないんだ。
それをめんどくさがらず、張り切って元気に学校に通うんだ!”
残念ながらこれが本音。でも、心配性の鬱が少し軽減したようだ。
今日の午後は、お母さんと美容院らしいじゃないか。
先週突然訪問した母校の中学校では、担任だった先生に髪のことで
注意を受けたと言っていたな(長髪すぎて、切りなさい!っと)
どういう髪型にしてくるか楽しみに今日は帰るとしよう。
背中に日差しがさしてきて暖かくなってきた。今日は最高気温16℃らしい。
窓際族のうつ患者にとって、朝日を浴びることはとても心地よい。
寒く暗い冬がまもなく訪れる。そう思うだけで気が重くなる・・・。