北陸新幹線がやってきた(息子との特別な時間３)

本日、北陸新幹線延伸開業

　やっぱり私は天邪鬼。県内は、早朝から北陸新幹線の延伸の話題でいっぱい。朝から全国ニュースでも取り上げられています。
ここまで話題になると何故か冷めてしまう私なのでした。

駅構内の新幹線のりば増築
駅周辺の都市開発
その駅周辺のホテルオープンラッシュ
県内の新新幹線駅での出発式
地元食べ物の今までになかったおかしなメニューのお披露目
ブルーインパルスの飛行演習

　盛り上げすぎというか、県内の人口はこんなに減っているのに、駅前には飲食店が多く乱立したような気がして・・・しばらくしたらどれだけのものが残るのだろう、と逆に心配になります。今までさえも箱はできても、店舗が入ってないビルが多くありましたし、唯一の百貨店でさえ撤退の話が出てた地方都市です。それに都市開発は私達の子供の頃の思い出をなくしてしまいました。これは仕方のないことなんですが。。。どこか冷めた私がいるのでした。

福井駅に行くことになった

　そんな冷めた感じだったので今日は家でゆっくりしていよう、予想では今日の福井駅は激しく混むとのことなので行くつもりはなかったのですが・・・・

　私　：「福井駅が混むなんてどこまで混むんだろうね。混むところにわざわざ行きたくないね」

　息子：「・・・」

　私　：「でも、行く通信高校に行く練習しないとダメだね。ついでに新幹線でも見て・・・」

　息子：「いいよ」

　私　：「（えっ！）」

結果的に、私が新幹線を見に行くことを誘ってしまいました。今日は、高校に行く練習なので車ではなく、公共機関を使ってのお出かけです。

久しぶりの「えちぜん鉄道」、めちゃ混み。嫌な予感が・・・、そして、福井駅到着。

　福井駅はどうなってるんだ？県民の半分が今日は駅前に集まったかのように混雑していました。到着するたび、大谷選手が到着したかのように、「ようこそふくいへ」よろしくみんなでお出迎え。到着した人が気まずいくらいの雰囲気でした、笑

お昼にはブルーインパルスが駅の上を飛びました。

一通り、駅構内や駅前の新しくできたホテルなどを見て、お腹が空いたのでお昼にしようと思ったのですが・・・、飲食店はたくさんあるのですがどこも満員。仕方なく３０分歩いて、懐かしいお店「亜米利館」というハンバーグ屋さんに行くこととしました。

　福井では片町という夜の街にあるので、昼間は通りに人が少ないのですが、このお店も並んでいました。もう午後の２時でお昼の時間は過ぎたはずなのに・・・、ここまで新幹線効果があるとは恐るべしです。
カウンター席に着席。

　　　　亜米利館ハンバーグ　１,３７０円
　　　　　　　　サラダ付です。(ライスやパンは別注文)

　熱く熱した鉄板の上に、大きなハンバーグの上に大きなベーコン。
付け合せの人参、いんげん豆、じゃがいもがきれいに並んでいました。
プリンなどもおすすめのようです。

　みんな新幹線関連の方々ぽく、新幹線を見に来たカップルや女の子のグループ、今回の新幹線で一儲け考えているサラリーマンとほんとに新幹線が地方にやってくる効果はすごいものがあると改めて感じながら食べました。

店内はどこか昔懐かしいお店です。

息子よ

　これで、３日連続して、息子と出かけました。外食ばかりでしたが、日頃あまり話さない息子と話すきっかけとなりました。どうだった、３日間。しつこかったかなぁ。相変わらず無口の息子と話すのは苦労しましたが、少ない会話ではありましたが私には新幹線以上に記念に残る３日間でした。

　北陸新幹線は、現在の仕事をしているうちはお世話になることはないでしょう。使うとしたら旅行になるか、息子が東京の大学に行きたいともし言うのなら、その時お世話になるんでしょうね。息子よ、君の「出発進行！」はいつになりそうだ？あんまり遅いと、普通在来線にも遅れてしまうぞ！いつの日か、今日の新幹線のように多くの人に影響を与えて、どしっとした自立した人間になってくれ。応援しているぞ。